2019年おすすめのオンラインストレージ11種を徹底比較!

2019年おすすめのオンラインストレージ11種を徹底比較!

数多くのオンラインストレージの中から自社に合ったサービスをどのような視点で選べばいいのか、判断に迷う担当者も多いのではないでしょうか。この記事では、法人向けのオンラインストレージを選ぶポイントを紹介。また、主なオンラインストレージのサービスを比較します。自社に合ったサービスを選ぶ際に役立ててください。

1.オンラインストレージを選ぶポイント

数あるオンラインストレージから自社に合ったものを選ぶには、どのようなポイントを押さえておくことが必要なのでしょうか。検討の際に外せないポイントについて解説します。

セキュリティ対策

ウイルス感染や不正アクセスなど、インターネットを経由することで受ける恐れのあるリスクについて、対策がなされているかを確認しましょう。セキュリティ機能はオンラインストレージのサービスやプランによって異なり、高度なセキュリティほど高額になる傾向があります。自社で想定している用途に対して必要十分な機能を備えているか、という視点で検討することが必要です。

■セキュリティ対策 主なチェック項目

暗号化
(SSLやVPNによって)通信内容は暗号化されているか
ウイルス対策
ウイルスやスパイウェアの検出・削除などができるか
IPアドレス制限
認証していないIPアドレス(アクセスポイント)からのアクセスを制限できるか
デバイス認証
認証していない端末(PC、スマートフォン、タブレット)からのアクセスを制限できるか
アクセス権限の種類
閲覧編集可、閲覧のみ可、アクセス不可など、ユーザー・グループ毎に設定できるアクセス権限の種類
ログの取得
いつ、誰が、どこから、どのファイルにアクセスしたか追跡できるか

サポート体制

利用中に疑問や不具合があった際に、適切でスピーディなサポートをしてもらえるか、という視点も必要です。オンラインストレージの利用中に問題が起きると業務を中断せざるを得ない、というケースも考えられます。電話やメールでのサポートがあるか、不具合に関する問い合わせは24時間受け付けてくれるかといったサポート体制について確認しておきましょう。

サポート体制については、言語の問題も確認しておくべきです。外資系のオンラインストレージサービスであれば、問い合わせに対して日本語対応しているか、海外とデータ共有をする予定であれば、トラブルが起こった際に現地でサポートを受けられるか、といった点も押さえておきましょう。

ストレージ容量

オンラインストレージに保管予定のデータに対応できる容量のプランがあるか、という確認も欠かせません。扱うデータの容量は業務・企業によって異なります。例えば見積書・請求書などの文書ファイルを保存する場合と、動画ファイルを保存する場合とでは必要となる容量が大きく異なります。用途に対して十分な容量であるか、試算の上でサービスを検討しましょう。

対応機器やOS

パソコンや複合機など、業務でよく利用している機器とそのOSに連携できるか、という点も考慮しましょう。例えば複合機でスキャンした文書データをそのままオンラインストレージに保存したいなら、複合機とオンラインストレージが連携できていなくてはなりません。連携ができていないことで一旦パソコンを介するといった無駄な手間がかかってしまうことのないよう、あらかじめ確認しておくことが必要です。

2.法人向けオンラインストレージサービス一覧

1章で紹介したポイント「セキュリティ対策」「サポート体制」「ストレージ容量」「対応端末」ごとに、法人向けの主なオンラインストレージ11種の特徴を一覧にしてみました。

サービス名 料金目安
※初期費用は除く
セキュリティ対策 サポート体制 ストレージ
容量
対応端末
セキュアSAMBA
  • 100名利用時の料金:3,5000円
  • 1GBあたりの料金:55円
  • 月額制
  • 暗号化
  • ウイルス対策
  • IPアドレス制限
  • デバイス認証
  • アクセス権限の種類(管理者、サブ管理者、一般)
  • ログ取得
電話サポート、障害対応、有人監視
  • 20GB
  • 100GB
  • 500GB
  • 1TB
  • 無制限
スマートフォン、タブレット、複合機可
どこでも
キャビネット
  • 100名利用時の月額:5,000円(100GB)
  • 1GBあたりの料金:50円
  • 月額制
  • 暗号化
  • ウイルス対策
  • IPアドレス制限
  • アクセス権限の種類(登録権、参照権、権利なし)
  • ログ取得
-
  • 50GB
  • 100GB
  • 1TB
スマートフォン、タブレット、複合機可
ファイル執事
  • 1ユーザーあたりの料金:約1,237円
  • 月額制
  • 暗号化
  • アクセス権限の種類(ユーザー毎のアクセス権の設定のみ)
電話・メールによるサポートあり 500GB~20TB スマートフォン、タブレット可
※一部機能制限あり
楽天クラウド
セキュア
ドライブ・
プラス
  • 100名利用時の料金:70,000円(500GB、標準プラン)
  • 1GBあたりの料金:10円
  • 月額制
  • 暗号化
  • ウイルス対策
  • IPアドレス制限
  • アクセス権限の種類(一般ユーザー、企業管理者)
電話によるサポートあり 100GB~10TB -
Box Business
  • 100名利用時の料金:180,000円
  • 1ユーザーあたりの料金:1,800円
  • 従量課金制
  • 暗号化
  • アクセス権限の種類(協同所有者、編集者、ビューアー、プレビューアー、アップローダーなど7種類)
  • ログ取得
販売代理店により異なる。
オンラインで購入した場合は英語によるサポートのみ
※日本語でのサポートが必要な場合は契約を切り替える必要あり
無制限 スマートフォン・タブレット可
Direct Cloud
BOX
  • 100名利用時の料金:90,000円(ビジネスプラン)
  • 月額制
  • 暗号化
  • ウイルス対策
  • IPアドレス制限
  • デバイス認証
  • アクセス権限の種類(オーナー、編集者、閲覧者、ダウンローダー、アップローダ)
  • ログ取得
メール・電話・円環支援によるサポートあり
  • 100GB
  • 300GB
  • 2TB
  • 5TB
スマートフォン、タブレット可
※一部機能制限あり
Dropbox
Business
  • 100名利用時の料金:125,000円(Standardプラン)
  • 1ユーザーあたりの料金:1,250円
  • 従量課金制
  • 暗号化
  • IPアドレス制限
  • デバイス認証
  • アクセス権限の種類(管理者、チームメンバー)
  • ログ取得
  • メール、ライブチャットによるサポートあり
  • 電話サポート、エンドユーザーと管理者向けの
    上級トレーニングの有無はプランによって異なる
  • 3TB
  • 無制限
スマートフォン、タブレット可
Fileforce -
  • 暗号化
  • ウイルス対策
  • IPアドレス制限
  • デバイス認証
  • アクセス権限の種類(ユーザー・グループ・フォルダ毎にアクセス権限の設定が可能)
  • ログ取得
- - スマートフォン、タブレット可
File Server
Cloud
  • サーバータイプと容量によって値段が異なり、
    月額29,800円~150,100円
  • 月額制
  • 暗号化
  • デバイス認証
  • アクセス権限の種類(管理者、一般ユーザー)
メールによるサポートあり
  • 100GB
  • 500GB
  • 1TB
  • 2TB
FUJITSU
Cloud Service
  • 100名利用時の料金:58,750円(500GB)
  • 1ユーザーあたりの料金:180円
  • ユーザー数と容量に応じた定額制
  • 暗号化
  • IPアドレス制限
  • デバイス認証
  • アクセス権限の種類(管理者、キャビネットオーナー、一般ユーザー)
  • ログ取得
メールによるサポートあり 50GB~10TB タブレット可
ixMark
  • 80名利用時の1ユーザーあたりの料金:410円
  • 月額制
  • 暗号化
  • アクセス権限の種類(Webログイン可否、Mobileでの共有機能、Mobileでの更新機能)
  • ログ取得
日本人スタッフが電話で対応 1TB~無制限 スマートフォン・タブレット可
※こちらの一覧に記載した情報は2019年5月時点のものです。
※標準装備の機能に限ります(有償オプションは除外)。

続いて、一覧で紹介した11種のオンラインストレージサービスの特徴について解説します。

セキュアSAMBA

アクセス方法が「エクスプローラ」「ウェブブラウザ」「スマートデバイス」の3パターンあり、業務に合わせて使いやすい方法を選べるのが特徴です。標準搭載されているセキュリティ機能が充実しており、暗号化通信のほか、アップロードされるファイルをリアルタイムでスキャンする「ウイルスチェック」や、管理画面で端末の利用を承認する「端末認証」などがあります。

どこでもキャビネット

Windows版アプリケーション、iOS版アプリケーションを利用してファイル共有を行なえるサービスです。ドラッグ&ドロップで直感的に「サーバーフォルダー」へファイルを追加できるのが特徴です。社内外を問わず、大容量のデータ送受信ができます。

ファイル執事

ファイルやフォルダに対して行われた操作を定期的に記録する「ファイル復元機能」があるため、「大事なファイルを誤って削除してしまった」という場合に復元させることができます。導入時の設定代行を無料で行ってもらえる点も特長です。

楽天クラウド セキュアドライブ・プラス

ドラッグ&ドロップでファイルをアップロードでき、ローカルフォルダと同じような感覚で操作できるため、初めてでも使いやすいのが強みです。セキュリティ体制が整っているため、業務委託先や取引先とも安全にファイルを共有できます。

Box Business

社内スタッフのみで作業が完結する場合に適しているサービス。「データ損失予防機能」があり、例えば削除されたファイルを調査する必要がある場合に、日付やユーザーで絞り込むことで、いつ誰によって削除されたのかを確認することができます。

Direct Cloud BOX

ファイル共有とそのセキュリティ確保はもちろん、管理者の負担軽減機能を備えているのが強みです。ユーザー・グループ単位で利用できる機能を限定したり、ファイルの持ち出しを制限したりすることができます。機能が豊富で、例えば指定した期限を過ぎたファイルを共有フォルダから自動的に削除する「ファイル期限」の設定や、使用する頻度が高いフォルダ・ファイル登録しておく「お気に入り」機能などがあります。

Dropbox Business

ファイルを共有する相手がDropbox Businessを利用していなくても、リンクの設定を変更するだけで相手にファイルを共有することができます。またパスワードや有効期限を設定すれば、リンクを保護できるため、セキュリティ面でも安心です。

Fileforce

セキュリティ対策として、数々の機能を備えています。例えば「暗号化」においては、SSL/TLS暗号化によるHTTPS通信を採用し、AES256を用いて保管される全てのデータを自動で暗号化しています。管理機能も搭載しており、「いつ」「誰が」「何をしたか」に加えて、「どこから」「どのようなソフトで」操作したかという記録をしています。

File Server Cloud

標準搭載機能には、重複したデータを削除してディスク領域を増やす「重複除去機能」や、ドライブ・フォルダ単位でストレージの利用量の上限設定ができる「クォータ設定」があります。同様にセキュリティ機能としては、SSTPによる暗号化を行う「VPN接続」や、ファイルへのアクセス時に端末認証を行う「端末制限」があります。

FUJITSU Cloud Service

1IDあたり180円/月で利用できるといった、低価格が強みです。さらにユーザー数やファイルの容量は適宜調整できるため、業務の都合に合わせて調整することでコストの最適化が図れます。

ixMark

一般的なファイルサーバやNASと同じような感覚で操作でき、取引先とのファイル共有も可能です。ExcelやWordファイルを共有して直接編集する機能があります。Excelの操作にあたっては、複数人での同時更新を防ぐ「排他機能」を備えています。

3.オンラインストレージは各サービスの特徴を理解して選ぼう

オンラインストレージを選ぶ際のポイントと、主なオンラインストレージ11種の特徴を紹介しました。「価格」「容量」「操作性」「機能数」など、サービスによって力を入れているポイントが異なるため、業務に合わせて選びましょう。

お役立ち情報

オンラインストレージを選ぶ際に見るべきポイントや気をつける点など、比較に役立つ情報を集めました。